Bloody Core

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月―ユエ―

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■ 前回のタイトル。

そういえば前回のタイトルにしてある「BGM探し」について触れてなかったよねという話。

ワタクシ基本的に小説を書く時は何かしらのBGMありきで書くんですけども。
今回もいいのを見つけてきちゃったんですわー。





最終回用のBGMばっかり集まっていく気がするのはきっと気のせいだよ!と自分に言い聞かせておりますwww
この動画にある曲は後半よりも前半がみなぎってくる感じです←
それよりも早く今のやつ書けよって話ですよねー。が、頑張るよ!


じゃあ折角なんで前に書いたボツネタ投下。
本編をこれで通そうとしたんだが脳内会議で却下されましたwww
完成版をお楽しみに、とか言ってみる。
追記からどぞ。

* * *




「……何か、用か?」

振り返りもせず、問いかける。
視線の先は墓標に刻まれた名。返って来る声は、予想に反して優しげなもの。

「いえ、貴方が此処に来ていたのが意外で」
「……時々来てる。俺が来てやらないで、誰が来るってんだ」
「確かに、そうですね」

ギルディスが肩越しに振り向くと、其処には案の定と言わんばかりの人物。
ただ、今の彼女はきっと“侵されていない”のだろう、ある意味、これが本来の姿かとぼんやり思った。

「誓いを立てに来たんだ」
「誓い?」
「まあ言っちまえば、此処に来れんのもこれが最後かもしれねぇ。みんなして俺に期待を寄せてはいるが、正直アンタに勝てる自信なんてこれっぽっちもねぇんだ。俺一人じゃ、な」
「………」

くるりと身体を反転させ、向き直る。
彼女は後ろめたいのか、視線を下に落としていた。
思わず嘆息。口元を歪め、彼は続けた。

「アンタが正気を保ってられんのもあと僅かだろ?多分明日にはソレに乗っ取られる。
今この場でソレを壊したっていい。だがそれにはアンタごと殺さなきゃなんねぇ。
アンタがそれを望んでたとしても、悪いが俺には出来ねぇ。だから明日、ちゃんとソレだけ壊してやる。
…勝てなくたっていい。要は壊せりゃいいんだ。こんなこと言ったらアイツは怒るだろうけど、刺し違えてでも俺はソレを壊すよ。もしアイツが怒ったら、お前が託したんだろって文句言ってやるさ」

浮かべた笑みには苦さしかなく、やがてそれは自嘲に変わる。
彼は再び墓標へと身体を向け、片膝をついた。
先程払ったはずの雪が新たに積もり再び名前を隠している。ギルディスはもう一度素手でそれを払った。
天界や魔界に雪が降るのは極稀だ。ましてや、積もるほど降るのはいつ以来かすら分からない。
似合いもしない白い服。会談時以外――ギルディスの場合は墓参りの時にあたる――は白い服での行動が義務付けられている天界で、彼もまた例に漏れず身に纏っているのだが、何度着ても違和感しかなかった。
その服と同じ色をした白い雪。それを両手で掬い、緩く握る。体温で融ける雪の冷たさが手に染みた。

「カイ、私は…」
「アンタはただ、祈っててくれりゃそれでいい」
「ですが!」
「…そうだな、じゃああの日宝石に触れたことをほんの少し後悔するくらいでいい」

彼女の言葉を先読みしたかのように、ギルディスは被せて告げる。
そのままゆっくりと立ち上がり、天を仰ぐ。
澄んだ空気の中、しんしんと雪は降り続いている。彼は静かに瞼を伏せ、意識を集中させた。
それを見ていた彼女が、目を瞠る。彼の背中の翼は魔族のそれとも天使のそれとも違っていた。


黒い、天使の翼。


「…黒翼…!?」
「元々俺が中途半端な存在だからってのもあったんだろうが、アイツから力貰った時にな、こうなった」
「じゃあ、まさか」
「便利なんだか不便なんだか分かりゃしねぇよ」

先を紡がれたくないのか、今度は意図的に言葉を遮り彼は言い切る。
それと同時に黒翼は消え、彼もまた何事もなかったかのように見せるいつもの皮肉な笑み。
かける言葉は、背中越しの“彼女”と、愛しい恋人へ。

「とにかくだ。泣いても笑っても明日が最後。俺が“ギルディス”の名前を背負った此処で、…愛した女の前で、誓いを立てようと思ったんだよ。……必ずアンタを救ってやる、ってな」

見据えた先の“彼女”は何も言わない。ただ一度、頷くだけ。
それに満足したのかギルディスは墓標に背を向けて歩き出す。
彼女の横を通り過ぎ、その気配が消えた頃。



“彼女”―――レインは、その場に泣き崩れた。



― ― ― ― ― 
こんな感じ。
夢見る~に入れようか悩んでボツにしました。
墓参りのシーンはあるけども、的なね。
決戦前日まで遠いよー今どこまで書いたんだっけ。あと5日とかその辺だったと思う。
誰か私に時間と気力を下さい…!www


頑張るぞー。
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