Bloody Core

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月―ユエ―

Author:月―ユエ―
Another Name:残響(ナイトメア)
Level:23
Favorite Words:No pain,No gain.

「I'm a doer, not a talker!」

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■ 小ネタはあくまでも小ネタであって本編ではない。

おはようございまする。朝でございまする。

現在洗濯機がお仕事中の為ちょこっと小ネタを投下しにきましたよ。
前回の続きっちゃー続きにあたるので最終回後は本編見てからにするんだあああ!!という方はブラウザバーック!
…あ、今更?ですよねーwww
この小ネタを某方のコメ後半のお返事とさせていただきますwwwファンって言っていただけるだけで嬉しいよ…!(私信)


では、追記からどぞ。
* * *






「何読んでんの?」

不意に現れたそいつに後ろからひょいと覗き込まれ、ギルディスは思わず半眼になる。
誰であるかは明らかだった為彼は振り向かずに答えた。

「手紙」
「いや、見りゃ分かるって」
「宮城庭園統括官からの手紙」
「それも分かるってば。直接会えば良かったじゃん。いい機会だろうし」

瞼を伏せて、深い溜息。
宮城庭園統括官、つまりは先日から始まった庭園合同管理のお偉い様から、ということである。
まあ、端的に言ってしまえば自分の恋人がそれにあたるのだが。

「バーカ。逢った時のこと想像してみろ、パニック起こすに決まってんだろうが」
「もしくは、信じてもらえないか?」
「………」

あり得なくも、ない。

「『ギルディスさんお久しぶりです!……こんなところでどうしたんですか?』っていう展開になりそうじゃない?」
「……ご丁寧にイメージボイスを有難う」

一寸の狂いもなく恋人の声を模倣して話す相棒に再び溜息が漏れる。
いくら職業柄必要な技術とはいえこんなところで無駄遣いしないでいただきたい。
結果が前者であれ後者であれ、事情を説明すると一晩では済まないと判断したギルディスは謁見の申し出を多忙を理由に棄却したのである。その結果がこの手紙だった。本来面と向かって話す予定だったであろう内容が可愛らしい文字で便箋にびっしり書き込まれている。

「まあ、こうやって先延ばしにしてもいつかは話さなきゃなんねぇし、いつかは仕事としてきっちり逢わなきゃなんねぇ。それは分かってんだ。けど…もう少しだけ、な」

もう少しだけ、“ギルディスとして”彼女に逢いたい。
出来ることなら、何も知らせることなく“純粋な恋人同士”でいたい。
立場に縛られることのない、純粋な。
忘れることのない、アイツ”の分まで。

「どうするかはカズの勝手だけどさ。もうちょっと優しくあげたら?最近会ってないんでしょ?」
「お互い様だろ」
「…うるさいな」

さらりと返してやると図星だったのかむくれる姿が背後の気配で予想出来た。
やれやれと肩を竦めてそれを流すとデスクの端に置かれた卓上カレンダーを一瞥して予定を確認する。
空白になっている日付はもう少し先だが、全くないわけではない。

今度久しぶりに顔を出してみようか。


勤勉で努力家な統括官と出逢った、あの場所へ。


― ― ― ― ―
前回のSSの後にこんなやりとりがあったとかなかったとか。


寝ます。おやすみー。
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