Bloody Core

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月―ユエ―

Author:月―ユエ―
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■ 続き?

先日、某あずさ様よりコラボで小話を載せてますぜという話を聞きまして(あずさ様サイト拍手参照)。


続きがこんなんだったら面白いよねという話をしたのですわ。


つーことで、ちょっと抜粋を書いてみようと思う。
携帯だから短いよ。打ちにくいし、風邪引いてるし←



それでもいい人は追記からどぞー。
* * *




嫌な予感はしてたんだ。


そもそも、ボードをやろうと超が何個もつく程寒がりなカズを引きずってスキー場に来たのは俺だけど。


まさかそこで日向兄弟に出くわすなんて思わなかったし、ましてや弟の方とこんなに戯れるなんてもっと思わなかった。


さらに言うなら。


頂上付近の雪の状態が最悪で、アイスバーンよろしくガリガリな雪の上を滑ってコントロールがきかなくなった大樹を追いかけて迷い込んだコース外のその場所で。



熊に出くわすなんて誰が思う?



「ど、どどどうすんだよウルド!?」
「どうするって言われてもなぁ…」
「オレ今日封御持ってきてねーし!でもどう見たってアレ渡威じゃん!」
「その封御とやらがないと封印出来ないのに二人揃って手持ち無沙汰で、挙げ句俺は魔法が使えない、と」


自分よりも高さのある熊を前に、ウルドは腕組みをして首を傾げた。
いつもならスキーをやるであろう大樹にスノーボードを勧めたのは自分だ。とことん運が悪い。スキーならば板を剣の代わりにするくらいは出来ただろうに。

「……大樹、お前この道真っ直ぐ行ってリフトのトコ行きな。係の人に緊急事態だから救助の人呼んでくれって言え。余計なことは言うなよ。それだけで伝わるから」
「で、でもウルドはどうすんだよ!?」
「俺?俺は平気だよ」

平気か平気じゃないかと言われれば、正直微妙なラインではある。
ボード用の靴を脱ぎながらも熊から視線は外さない。
こんなものを履いていたらろくに動けないのは目に見えていた。
霜焼けになったら、その時はその時だ。
一瞬視線を大樹に向けて、早く行けと急かす。
後ろ髪を引かれるような奴ではない。分かったと元気に告げて一目散に言われた道を駆けていく大樹から熊に視線を戻し、同時に、熊が吠えた。

だが、それよりもウルドは早い。

懐に飛び込み肘鉄を叩き込む!
痛みによろめく熊と素早く距離を置く。この間、5秒足らず。
如何せん足場が最悪だ、武器なしでどこまでやれるか。

「素手でってだけでも久々なのに、まさか人じゃない奴を相手にしなきゃいけないなんてね…」

見据えた先は、仕留めるターゲット。
鋭い眼光に怯むような相手でもない。
浮かべるは、笑み。


「来なよ。―――遊んでやる」


再び、熊が吠える。


それが、合図だった。
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